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地球の宝を守りつづける「マンスリーサポータープロジェクト」(国立科学博物館より)

 みなさんこんにちは!文部科学省寄附検討チームです!
 こちらのページでは、文部科学省関係法人が特に力を入れて取り組む寄附プロジェクトをご紹介しています。
 今回は、国立科学博物館から「マンスリーサポータープロジェクト」についてのご紹介です!


はじめに

 国立科学博物館(科博)は、明治10年の創立以来、我が国唯一の国立の総合的な科学博物館として、広く自然や科学技術に関する標本資料の収集と保管を行っており、その研究に基づいた展示活動や学習支援活動等を行うことで、来館者に自然や科学を身近に感じていただくとともに、地球や生命、科学技術のあり方について考えていただく場としての事業を展開しています。

 当館の財源の主たる部分は国からの交付金によっていますが、独立行政法人として経営の合理化を進めつつ入館料収入等自己収入の確保についても努力しています。

ヨシモトコレクション(収蔵庫 茨城県つくば市)

マンスリーサポータープロジェクトについて

現在の状況(プロジェクト実施の背景)

 当館の基礎的な活動である標本・資料の収集は、永続的にそしてできるだけ多くの資料を収集しなればなりません。

 例えば、絶滅の危機にある生物が過去にどの地域に生息していたのかを調べ、環境要因を調査する際は、より多くの資料があれば正確な情報を得ることができます。また、標本・資料が存在していれば、未来の研究者がその時点での最新技術を使い、現在は知り得ない情報を発見できるかもしれません。

 このように、標本・資料の収集活動を充実させることが、より正確な研究、展示・学習活動の充実につながります。さらに多くの成果を社会に還元するために、皆様には当館と長く関わっていただく仲間になっていただきたいと考えております。

マンスリーサポーターとは

 昨年、科博が実施したクラウドファンディングでは、56,584人の方から9億1,602万5千円ものご支援をいただきました。国内クラウドファンディングの記録を塗り替えるほどの大きなご寄附のお陰で、科博は当面の運営危機を免れることができています。あたたかいご支援に対して、改めて心から感謝を申し上げます。
 一方で、これからも、保存すべき標本・資料はどんどん増えていきます。地球から与えられた宝物を、地球が存在する限り「守りつづける」ためには、科博の自助努力に加えて、それを継続的に支えてくださる「仲間」が必要です。

 そこで、科博では継続的な寄附の窓口として、1か月ごとに定額の寄附をいただく「マンスリーサポーター」という新たな試みを始めることとしました。ご支援いただける金額に応じて5つのコースを設け、継続的に皆様と関わり続けられるような返礼内容も用意しています。

 マンスリーサポーターの皆様からご支援いただく寄附金については、科博の標本・資料の収集・保管や調査・研究活動、展示・教育活動のさらなる発展のために大切に使用します。

募集期間・目標金額

募集期間:2024年4月1日~2025年3月31日 
目標金額:2,600万円

寄付者へのリターン(返礼)

 科博の活動や研究者を身近に感じていただき皆様と関係を作っていけるように、主にオンラインで楽しめるコンテンツを厳選しました。

全コース共通
①【特別連載】研究者インタビュー 閲覧権
 
500万点のコレクションの中からプレゼンターの研究者が主な研究対象の標本・資料をピックアップして語り尽くします。 支援者の皆さまと共に守る「地球の宝」のディープな魅力と研究者の思いに迫ります。

②年1回のオンラインパーティーご招待
 館長、副館長、研究者らが支援者の皆さまに直接感謝をお伝えするパーティーをオンラインで開催。ご自宅からお楽しみいただけるよう、双方向のやり取りを織り交ぜたプログラムを計画中です。

月額3,000円以上のコース
③【動画版】研究者インタビュー 視聴権

 特典①「研究者インタビュー」のアーカイブ動画を視聴いただけます。
 記事になる前の研究者の生の声で、臨場感たっぷりにコレクションにまつわるトークをお楽しみいただけます。

④オンラインパーティー見逃し視聴権
 
特典②「年1回のオンラインパーティー」の模様を、後日見逃し視聴いただけます。当日ご都合がつかなかった場合や、何度も見返したい方におすすめです。

⑤【拡大版】かはくメールマガジン閲覧権
 
科博が隔週で配信しているメールマガジンから、研究者のエッセイの内容を加筆して支援者限定でお届けします。スマホでも読みやすいWEBマガジンのようにリデザインしているので、より一層メルマガをお楽しみいただけます。

月額5,000円以上のコース
⑥直接質問も!研究者インタビュー参加権
 
特典①「研究者インタビュー」の公開ライブ配信にご参加いただける権利です。
 誰よりも早く研究者の生の声をリアルタイムで聴けるだけでなく、その場で研究者に直接ご質問いただくこともできます。

⑦オンラインパーティー特別 二次会参加権
 
特典②「年1回のオンラインパーティー」の本編終了後に、より少人数での「二次会」にご参加いただける権利です。当館の職員や支援者同士、ぐっと近い距離感で交流いただけます。

⑧「ディスカバリートーク」アーカイブ閲覧権
 
科博館内で土・日・祝日に開催される名物イベントである「ディスカバリートーク」。研究者が自身の研究内容などについて語る講演会です。これまで会場限定だった本公演の一部のアーカイブ動画を、特別にご覧いただけます。

月額50,000円のコース(限定30枠)
⑨館長&副館長がご案内つくば収蔵庫ツアーご招待

 茨城県つくば市にある科博の収蔵庫を、館長・副館長の案内でじっくり巡るツアーにご招待します。

上野本館(地球館1F)

プロジェクトの実現により目指す姿

 皆様からのご寄附は、従来の予算に「加わる」形で、標本・資料の充実や、保管人員の整備などに大切に使わせていただきます。
 本プロジェクトの実現により、科博における研究活動、展示・学習活動の更なる充実や、当館収蔵品の未来への継承を実現してまいります。

問い合わせ先・寄附募集案内ページ

問い合わせ先
独立行政法人国立科学博物館 科学系博物館イノベーションセンター
TEL 03-5814-9858
E-mail kifuizou@kahaku.go.jp

寄附募集案内ページ
地球の宝を守りつづける|マンスリーサポーター(国立科学博物館 2024/04/01 公開) - 継続寄付 READYFOR